空間認知力

【年齢別】空間認知力を育てるあそびアイデア

はじめに

こんにちは、くじらママです。

「空間認知力」ってよく聞くけれど、

  • 何歳くらいから育てればいいの?
  • どんな遊びが効果的なの?

そんな疑問を持つみなさんも多いのではないでしょうか。

実はこの力、特別な教材がなくても日常の遊びの中で自然と育つんです。 今回は年齢別に「育ちやすい空間認知の力」と「おすすめの遊びアイデア」をご紹介します。

ぜひお子さんの年齢に合わせて参考にしてみてくださいね。

空間認知力とは?

空間認知力とは、「物の位置・向き・形・距離・順序」などを正しく把握し、頭の中でイメージして行動に移す力のこと。

この力が育つと…

  • 片づけや整理整頓がしやすくなる
  • 絵や文字のバランスがとりやすくなる
  • 組み立て遊びや図形問題が得意になる

など、将来の学習や生活のスムーズさにもつながります。

🔗空間認知力ってなに?図解でやさしく解説!

【年齢別】空間認知力を育てる遊び

【1〜2歳ごろ】見る・触れる・動かすが学びにつながる

育つ力

  • からだ全体を使った感覚の土台づくり
  • ものをつかむ・入れる・出すなどの手の操作
  • 「同じ」「ちがう」「入る・入らない」の感覚

🧠 この時期は、「空間認知の“土台”」を育てる大事な時期。 感覚的にたくさん「触れて・動かして・試す」ことで、のちの理解のベースが育ちます。

おすすめの遊びアイデア

  • 型はめパズル
  • 大きめの積み木を積む・並べる
  • コップ重ねやおもちゃの出し入れ遊び

➡️ ▶ 詳しくはこちら(1〜2歳のあそび)

【2〜3歳ごろ】「見てマネする」から「考えてやってみる」へ

育つ力

  • 「上・下・前・後ろ」などの位置関係の理解

  • 並べる・向きをそろえるといった整理の力

  • 簡単な図形やパターンの認識

🧠 この時期は、「自分でやってみたい!」気持ちがぐんと育つ時期
見たものを再現したり、形を意識して並べたりすることで、空間把握の力が伸びていきます。

おすすめの遊びアイデア

  • マグネットやブロックを使った模倣あそび(例:お手本通りに並べる)

  • 絵合わせ・パズルあそび(6~12ピース程度)

  • 道路マットや線路をつなげて遊ぶ

➡️ ▶ 詳しくはこちら(2〜3歳のあそび)

【3〜4歳ごろ】イメージしながら組み立てる力が伸びてくる

育つ力

  • 「◯◯の上に」「◯◯の後ろ」などの空間的な関係の理解

  • 頭の中で形や位置をイメージする力

  • 組み立てや構成あそびの基礎

🧠 この時期は、言葉の発達とともに「どこに・どう置くか」といった位置のやりとりが豊かになります。
イメージをふくらませながら、ブロックや工作などに夢中になる子も多くなってきます。

おすすめの遊びアイデア

  • レゴやブロックで立体をつくる

  • パターンブロックや構成パズル

  • 折り紙や工作あそび(簡単な折る・切る・貼る)

➡️ ▶ 詳しくはこちら(3〜4歳のあそび)

【4〜5歳ごろ】頭の中で“こうなるかも”と想像する力が育つ

育つ力

  • 向きや順序のイメージ力

  • 図形や立体を頭の中で回転・変換する力

  • 「完成形」を思い描いて組み立てたり作ったりする力

🧠 この頃になると、「こうやったらこうなるかも!」という見通しや予測の力が育ってきます。
ブロックや工作、迷路などでもゴールを想定しながら工夫する力がぐんと伸びます。

おすすめの遊びアイデア

  • 迷路遊びや道をたどるワーク

  • 図形パズル(ピース数が多いものもOK)

  • 折り紙での立体づくり(箱・風船など)

  • 絵地図づくりやスタンプマップあそび

➡️ ▶ 詳しくはこちら(4〜5歳のあそび)

【5〜6歳ごろ】図形や位置の理解がぐんと深まる

育つ力

  • 図形の構成・分解の力

  • 見えない部分を補完してイメージする力

  • 複雑な位置関係(右から2番目・斜め上など)を理解する力

🧠 就学前になると、より抽象的な空間のイメージができるようになります。
パズルや地図、ルールのあるゲームなどを通して、論理的に空間をとらえる力が育ちます。

おすすめの遊びアイデア

  • 図形パズル(タングラムやブロック構成)

  • 指示に従って折る・描く(折り紙の折り図、ぬりえの指示)

  • ミッションゲーム(例:○○の上に××を置く)

  • 地図あそび・プログラミング的思考を取り入れたボードゲーム

➡️ ▶ 詳しくはこちら(5〜6歳のあそび)

年齢はあくまで目安です

今回ご紹介した遊びや育つ力は、あくまで“目安”としてご覧ください。

お子さんによって得意・不得意、発達のスピードには違いがあります。

「まだ難しそうかも…」
「ちょっと簡単すぎるかな?」

そんなふうに感じたら、お子さんの“今”にちょうどいいレベルに調整して
「できた!」「たのしい!」をたくさん感じられるようにしてみてくださいね✨

無理なく、のびのびと。
遊びの中で自然と力が育っていくことがいちばん大切です。

まとめ|年齢に合わせた“遊び”で空間認知力を育てよう

空間認知力は、「特別な訓練が必要な力」ではありません。
子どもの発達段階に合った遊びを日常に取り入れることで、自然とその力が育っていきます。

「上手にできるか」よりも、

  • 夢中になって試してみる

  • 自分なりに工夫して遊んでみる

そんな姿をあたたかく見守ってあげることが、なによりの土台になります✨

お子さんの「好き」や興味をヒントに、楽しい知育あそびの時間を過ごしてくださいね♪

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